茶道を始めたい方必見!最初に用意すべきの茶道の道具をご紹介します。

飲み方

日本の伝統文化が世界で注目を集めていますが、茶道もそのひとつ。性別を問わず幅広い世代に人気の習い事ですよね。喫茶店や抹茶専門店などで気軽に茶道体験できる機会も増えており、家でも抹茶を楽しみたい!と思う方も多いのでは。

今回は、これさえあれば大丈夫!茶道を始めるにあたって最低限の茶道具をご紹介します。

茶筅(ちゃせん)

「茶碗と茶筅があれば抹茶が飲める」と言われます。茶碗は似たような形状のうつわで代用がききますが、茶筅はそうはいきません。茶筅とは、ホウキのような形をした茶道具。茶碗の中で抹茶を混ぜるのに使います。

竹製のものが一般的ですが、 茶道の流派によって色や形が違います。たとえば表千家は煤竹(茶色)でやや丸く、裏千家は淡竹(白色)で穂先を内側に曲げた形状、武者小路千家は黒竹(紫色)で穂先は曲がらずまっすぐです。茶道教室に通う方はあらかじめ確認しておきましょう。

基本的に茶筅は1回きりの使い捨てですが、「茶筅直し(くせ直し)」を使って何度か使うこともできます。それでも数十回が限界なんだとか。近年は金属製やプラスチック製の茶筅もでてきましたので、まずはお試ししてみるのもいいかもしれませんね。

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茶道具(ちゃどうぐ)

茶道に使われる道具のことを茶道具といいます。茶道具は色んな種類があり、こまかく分けると百種類以上にもなるんだとか。茶道の流派によっても伝統的な茶道具の種類があるほか、季節や客人に合わせて茶道具を変えることも多いんです。

どの茶道具を選ぶかといったポイントも、茶会では重要なテーマ。ひとつひとつの茶道具に込められた意味を考えながら茶会に参加するのもいいですね。中でも茶道初心者むけの茶道具をご紹介します!

茶碗(ちゃわん)

茶道をこれから始める方は、茶筅で抹茶を混ぜやすいよう口の広い茶碗がおすすめです。筒茶碗と呼ばれるものはお茶が冷めにくいので冬に用いられます。

格式の高いものほど模様がなく、黒色になることが多いようです。中でも楽焼(らくやき)と言われる、ろくろを使わず手捏ね(てづくね)のみで作られた茶碗は最高階級とされます。初心者が格式の高いものを使うと、不相応とされることがあるので注意しましょう。

濃茶用には模様のない無地の茶碗、薄茶用には模様がある茶碗を使用することが多いようです。

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茶杓(ちゃしゃく)

茶杓は抹茶をすくって茶碗に入れる、さじ(スプーン)です。かつては茶会のたびに竹をけずって作られたもので、茶杓を見ることでその人の人柄や好みまでもが見られたんだとか。個性を表現する重要な役割がある茶道具なんですね。

なお、抹茶が入っている入れ物は「茶器」といい、茶入れ、棗(なつめ)、茶壷…など、様々な種類に分かれ、流派の違いで名前も変わることがあります。棗は木製で漆塗り仕上げ。華やかな柄が描かれていることも多く、薄茶に多く用いられます。濃茶には陶磁器製のものがよく用いられます。

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稽古に持参する茶道具

茶道教室や稽古に通う場合は、茶碗や茶杓などは教室・茶室に用意してありますが、自分で用意しなければならないものも。「扇子」「懐紙」「菓子切」は、茶会に招待されたときにも必要な三点セットです。この機会にそろえておくのもいいかもしれませんね。

扇子(せんす)

茶道において、扇子はあいさつの道具です。女性用が男性用よりも少し小さく、また、流派によってもサイズが違います。 正座をした膝の前に扇子を置き、膝と扇子の間に手をついてあいさつをします。

これは、自分の居場所を扇子によって区切り「これ以上はみ出しません」という意思表示。いきなり相手にズカズカと近寄るのは不作法で礼儀が悪いことなのです。また、千利休の時代は武士が刀を持って歩くのが当然のことでしたが、茶会に刀は持ち込めない決まり。刀がわりに扇子を帯に差したといわれています。

懐紙(かいし)

懐紙とは、もともとはメモ用紙の役割をしていたもの。和歌や俳句を書くための料紙(りょうし)を、懐(ふところ)に入れて持ち歩くようになって、懐紙と呼ばれました。茶道では、茶菓子を乗せるお皿にしたり、茶碗をぬぐった指を清めるのに使います。

普段からもメモ用紙として使ったり、コースターやハンカチ代わりに利用できるので、持ち歩いてみてはいかがでしょうか?上品でカッコイイですよね。懐紙を持ち歩くときは「懐紙入れ(懐紙ケース)」も一緒に使います。

菓子切(かしきり)

菓子切とは楊枝(ようじ)のこと。竹製のものだけでなく、金属製や象牙製のものも。口にふれるものなので、常に清潔にしておきましょう。鞘と呼ばれる楊枝入れも一緒に使います。

菓子切、楊枝は黒文字(くろもじ)と呼ばれることもあります。これはかつて、楊枝をクロモジの枝で作ったことに由来しているんだとか。現在でもクロモジを原料にしたものは高級楊枝とされています。

帛紗(ふくさ)・古帛紗(こぶくさ)

帛紗・古帛紗とは、一般的には茶器を清めるための布です。おもに茶会を主催する主人が、茶会前に茶道具に使います。参加者は帛紗を持参し、茶道具をのせて拝見します。

最近ではカラフルな染め帛紗もあり、茶室の装飾に用いられることも。お香を乗せるといった使い方もあります。流派によっては色が決まっていることもありますので、あらかじめ確認しましょう。

そして、扇子・懐紙・菓子切など、茶会や稽古に持っていく道具をまとめて「帛紗(ふくさ)ばさみ」もしくは「数寄屋袋(すきやぶくろ)」に入れておくことがあります。どうしても必要なものではないので、いずれ買いそろえる程度の気持ちでいいと思います。

茶道では基本的に控えめな服装でのぞむものとされており、あまり派手なものは好まれません。しかし扇子・懐紙・菓子切は、自分を表現してもよいとされています。気に入った道具があると、ますます茶道が楽しくなるハズ。ステキな道具を選びながら、お茶ライフを楽しんでくださいね!

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