お茶はお湯から抽出する思っている方。実はお茶は水からでも作れるのです!しかも簡単に。
水出し緑茶は、お湯で抽出したのに比べて渋みがおさえられて甘みが感じられます。更に水出し緑茶ならではのメリットも。
この記事では、そんな水出し緑茶について以下の流れでご紹介します。
- 水出し緑茶のメリット
- 美味しい水出し緑茶の作り方
- おすすめの水出し緑茶
それでは詳しくご説明します!
水出し緑茶の4つのメリット
水出し緑茶とはその名の通り、水で抽出した緑茶の事をいいますが、お湯で抽出した緑茶にはない様々なメリットがあります。水出し緑茶の嬉しい4つのメリットを紹介します!
甘くておいしい!
緑茶には甘み・うまみ成分であるテアニン(アミノ酸の1種)と苦み渋み成分のカテキン、カフェインが含まれています。
水の温度が高いほどカテキンやカフェインは多く抽出されます。ですので、冷たい水を入れると温度に関係なく抽出されるテアニンが際立ち、甘み旨みを感じられるのです。
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水出し緑茶は、緑茶本来の甘み・旨みを味わうのに最も適した方法なんですよ。
低カフェイン
緑茶に含まれるカフェインは抽出する温度が低いと出にくくなるので、水出し緑茶はカフェインが少なくなります。
カフェインが少ない水出し緑茶は、就寝前の水分補給や、お子様や妊婦の方も安心して飲むことができます。ただ、カフェインの量は0ではありませんので、ご注意くださいね。
ビタミンCが豊富
緑茶には豊富なビタミンCが含まれています。
健康効果や美容効果の高いビタミンCですが、熱に壊れやすいという性質を持っています。
ですので、水で抽出した水出し緑茶を飲むと、豊富なビタミンCを熱で壊すことなく効率よく取ることが出来るのです。
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免疫力アップ!
緑茶のカテキンには4種類ありますが、
- エピカテキン (EC)
- エピガロカテキン (EGC)
- エピカテキンガレート (ECg)
- エピガロカテキンガレート (EGCg)
水出しをすると、このカテキンの中でも『エピガロカテキン』が出やすくなっています。
水出しのときに多く出るエピガロカテキンには免疫細胞の働きをつよめ、免疫力を高める作用があるのです。
ちなみに水出し緑茶をそのまま温めてもエピガロカテキンはなくなりません。水出し緑茶は季節関係なく毎日飲みたいものですね。
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美味しい水出し緑茶の作り方
では、実際に水出し緑茶の作り方をご紹介します。
- 茶葉を準備します。
- 水を注ぎます。
- じっくりまったら出来上がり!
えっ!これだけ?
そうなんです。わずかこの3つだけで、美味しい水出し緑茶ができます。水出し緑茶は茶葉に水をいれるだけ誰でも簡単にできます。
水出し緑茶を美味しく作るポイント
水出し緑茶を美味しく作るポイントはお茶とお水です。
どのお茶も水出しに出来ますが、粉砕加工をしていない深蒸し茶がオススメ!高級な深蒸し茶で作った水出し緑茶は玉露のような甘み・旨みを感じられますよ。
また、水は抽出しやすい軟水がオススメ。日本のお水はほぼ全てが軟水ですので、水道水でも十分ですが、カルキ臭が気になる方は一度、沸騰させるかミネラルウォーターを使いましょう。
たくさん作れるポットでの作り方
では、もっと詳しく水出し緑茶のポットでの作り方をご紹介します。
用意するモノ
- ポット
- お好きな茶葉
- お茶パック
- お水
手順
- お茶パックに茶葉を入れます。目安は1ℓに対して10~15g(約ティースプーン6杯)
- ポットにお水をいれゆっくりと水を注ぎます。
- 冷蔵庫に入れて4~6時間以上置いたら美味しい水出し緑茶が出来上がりです。
夜寝る前に準備しておいたら、朝から美味しい水出し緑茶が飲めますよ。お茶パックなんて面倒くさいという方には、便利な茶こし付きのボトルもありますよ。
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すぐできる急須での作り方
ちょっと6時間もかかるなんてと、気になる方には急須ですぐ出来る、水出し緑茶の作り方をご紹介します。
用意するモノ
- 急須
- お好きな茶葉
- 冷たい水 ※水に氷を入れてもOK
手順
- 急須に茶葉を5~6g入れます。 ※普段いれる茶葉より多めがオススメ
- 冷たい水を注ぎます。
- 5分ほど置きます。
- 揺らしながら、均等に注ぎます。
2煎目は茶葉が開いているため水を注いで10秒程度でおいしい水出し緑茶ができます。
急いで水出し緑茶を飲みたいときや、たくさん飲まないときは、お使いの急須をつかってみてくださいね。
氷水出し緑茶の作り方
時間がある方におすすめです!氷のとけた水で抽出する氷水出し緑茶は時間がかかりますが、旨み甘みたっぷりのお茶が出来上がります。
用意するモノ
- 急須やポット
- お好きな茶葉
- 氷
手順
- 冷水ポットや急須のそこに茶葉を広げて敷き詰めます。急須だと5~6g、ポットだと1ℓに対して10~15g 少し多めに入れましょう
- そのまま3~4時間まちます。※冷蔵庫にいれて6時間以上待つのもOKです
- 氷が完全に溶けたらゆっくりと混ぜます。
じっくりと作った氷水出し緑茶は、格別の味わい!是非一度、試してみてくださいね。
おすすめの水出し緑茶
水出し緑茶の作り方はわかりましたでしょうか。暑い日には水出し緑茶で涼みたいものですね。
さて、水出し緑茶って調べたら、たくさんでてきますが、その中で水出し用にこだわってつくられたおすすめの商品をご紹介します!
エピガロカテキンを豊富に含んだゆたかみどりの品種をベースにつくられた深蒸し茶のティーバッグです。
水出しをすると、お茶本来の甘みとまろやかさが楽しめますので是非、試してみてくださいね♪