緑茶のビタミンCとは?緑茶をのんで毎日を元気に過ごしましょう!

コラム

体の健康には、早寝早起きと健康的な食事、そして十分な休養で心身を整えておくのが一番。しかし…そうは分かってはいても仕事や家事育児、様々なことに影響を受ける中で全てを完璧に整えるのは中々難しいですよね。

そこでオススメしたいのが健康的な毎日をサポートしてくれる《緑茶のビタミンC》を活用することです!

ご存知でしたか?お茶というとカテキンを思い出す方が多いと思いますが、実はビタミンCも豊富に含まれているのです!

それでは、緑茶のビタミンCについてご紹介していきたいと思います♪

緑茶ってビタミンCが入っているの?

免疫細胞の活性化、活性酸素除去、粘膜の強化、紫外線からお肌を守ったり、コラーゲンの維持をサポートする美白・美肌効果、さらには抗ストレス作用まで期待できることでも有名なビタミンC。その効能だけでもどれほど優秀な栄養素かが分かりますね!

ところで、ビタミンCという名前を聞くと、なんだか酸っぱいモノばかりが浮かびませんか?
でも実は、100gあたりの含有量はレモンやイチゴより煎茶の茶葉の方が2倍以上も多いのです!

そんなビタミンCは水溶性。そしてとても繊細な性質をもっています。具体的に言うと、
『熱に弱く、水に溶け出しやすく、体外に排出されやすい』のです。

緑茶のビタミンC、その特徴とは?

先述にあるように、緑茶の茶葉には多くのビタミンCが含まれていますが、同じく含まれる成分《カテキン》の強い抗酸化作用がお湯の熱からビタミンCを守るため、ビタミンCは壊れることなくお茶と共に抽出されるという特徴があります。
本当に上手くできていますよね、自然の力というのは不思議です!

そして体外に排出されやすい点について。
ビタミンCは体内に入ってから数時間で排出されてしまいます。

ですから一度に大量に摂取するよりも、こまめに摂取する方が効果的だと言われています。食事面からのアプローチだと1日に3回ほど。

では緑茶はどうでしょう。
食前食後に休憩、おやつ時などと、あらゆるタイミングで気軽に日常に取り入れることが出来ますね!

ビタミンCのはたらきとは?

「ビタミン」は全部で13種類ありますが、中でも緑茶に最も豊富にふくまれるのがビタミンCです。このビタミンCにはどんなはたらきがあるのか、詳しく解説します。

ビタミンCは、体内でコラーゲンを作る成分の一つです。コラーゲンは細胞と細胞をつなぐ物質で、人の皮膚の大部分はコラーゲンでできていると言っても過言ではありません。そのため肌を健康に保つには、ビタミンCを効率よく摂取する必要があります。

お茶を飲むと効率的にビタミンCを摂取することができるので、お肌の健康を保つにも最適、ということなのです!

ビタミンCをたくさんふくむお茶は?

お茶のビタミンCは、茶葉が育っている間、日光がたくさん当たることで作られます。それではどんなお茶が日光をたくさん浴びているのでしょうか。

それは一般的な「煎茶」です。逆に日光を当てずに育てるお茶があり、これは抹茶、玉露、かぶせ茶などがふくまれます。そのためビタミンCをたくさん摂取したいなら、これらではなく煎茶を選びましょう!

その他お茶にふくまれる栄養素

お茶にビタミンCがたくさんふくまれるのはお伝えした通りですが、お茶には他の栄養素もたくさんふくまれていることをご存知でしょうか?

たとえばビタミンB2。水溶性のビタミンで、皮膚、粘膜、髪、爪などにある細胞を修復したり、細胞の成長を促したりする栄養素です。

葉酸は妊婦さんに必須のビタミンとして知られますが、これは赤血球の生産を助けると言われているため。細胞の生産や再生を促すはたらきもあるので、たしかに妊婦さんに重要だと言われる理由が分かります。

βカロテンは体内でビタミンAに変化する物質です。皮膚や粘膜の状態を正常にしたり、夜間の視力をサポートするパワーもあります。

近年、抗酸化作用で注目を集めているビタミンE。アーモンドやクルミに多くふくまれていることが有名ですが、ビタミンEは緑茶にもたくさんふくまれているんです!緑茶を日常的に飲むことで、これらの栄養素をこまめに摂取することができますよ!お茶パワーってスゴイ!

ペットボトル緑茶のビタミンCってなに?

ペットボトル入りの緑茶を買ったことはありますか?成分表示を見ると「緑茶、ビタミンC」と書いてあります。これは一体どういうことなのでしょうか?

ペットボトル緑茶を製造するときは、家庭の急須で緑茶を入れるときと違って、加熱殺菌などの工程が入ります。いくらカテキンに守られていると言っても、さすがにビタミンCが失われてしまうことがあるので、それを補うために添加されています。

それと同時に、ビタミンCの抗酸化作用を利用して、お茶の劣化を防ぐ役目もあるんですよ。

水出し緑茶でもビタミンC!

緑茶のビタミンCはお湯出しでも壊れにくいとご紹介しましたが、もちろん水出しでもしっかりと抽出されます!

水出し茶はカフェインが出にくいという特徴がありますから、その分味わいも甘くまろやかですし、お子様からおじいちゃんおばあちゃんまで幅広く楽しんでいただけます。

そして特におすすめなのが、水出し茶を水筒やタンブラーで持ち歩くことです!

水出し用のティーバッグタイプ茶葉などを使えば、寝る前や出勤、登校前に仕込んでおいて ランチタイムには本格的で健康成分たっぷりのお茶が飲めるのです!

ペットボトルのお茶も美味しいですよね。

でも!茶葉から淹れる水出し茶には、1度は絶対に試していただきたい最高の味わいがあるのです!! 1杯の満足感と栄養を、ぜひ職場や学校でも気軽にお楽しみくださいませ♪

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気分や時期によって水出し緑茶でもビタミンCをとり入れると、味わいの面でも選択肢が増えてオススメです!

おわりに

お茶に含まれる水溶性成分は他にもたくさん!
脂質、糖質、タンパク質の代謝を助けるビタミンB2
血圧抑制、リラックス効果のあるテアニン
抗菌作用のサポニン、などなど!

季節の変わり目は、日本のスーパーフード《緑茶》の力を味方につけて、美味しく元気に乗り切りましょう! それでは良いお茶の時間をお過ごしくださいませ♪

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