経年変化を楽しむ。真鍮でつくられた【すすむ茶筒】のご紹介。

コラム

鈍く光る真鍮(しんちゅう)の輝きがポイントの【すすむ茶筒】。レトロな雰囲気がたまらなくシブい、すすむ屋茶店のオリジナル茶道具です。

ご夫婦で、親子で、ご家族で、世代を超えて。ず~っと長くお使いいただけるよう、真ちゅうを素材に選びました。経年変化を楽しみながら、豊かなお茶のひとときに寄り添います。

すすむ茶筒に込められた思いをご覧ください。

すすむ茶筒とは?

渋く光る【すすむ茶筒】には、継ぎ目がありません。一般的な茶筒は、薄い金属の板を円柱状に丸めて留めますが、すすむ茶筒は型に流し込む製造方法。特殊な製法を実現するには、開発から数年がかかりました。

なぜ、わざわざ特殊な製法をとったのか?それは密閉性を重視したためです。茶筒はお茶の葉を入れて保管するもの。茶葉は湿気を嫌います。継ぎ目のある茶筒では、どうしても継ぎ目の部分からの酸化が気になります。つまり密閉していることは最低の条件なのです。

すすむ茶筒は中フタがすーっと気持ちよく閉まります。高い密閉性を誇りますので、茶葉に限らず、パスタやコーヒー豆、おやつなどの保管にもおすすめです。

茶葉の状態を保つため、すすむ茶筒の内側はメッキ加工されています。真ちゅうは経年変化しますが、メッキ部分は変化が少ないので、安心してお使いいただけます。

すすむ茶筒は3サイズ展開

一般的な茶筒は100g、200gの容量が多いですが、これに加えてすすむ茶筒は30gの容量の小サイズもご用意しています。茶葉を持ち歩きたい方や、色んな種類の茶葉を少量ずつ飲みたい、といった方におすすめです。

小物入れとして使いたい方のために、小サイズには中フタなしバージョンもご用意しました。容量や用途に合わせて、お好きなサイズをお選びください。

すすむ茶筒とおそろいの茶さじもあります

すすむ茶筒とおそろいの素材で茶さじもご用意しました。凸面は真ちゅう素材のまま、凹面にはメッキがほどこしてあります。すすむ茶筒にピッタリのサイズで、中フタ部分に収納できますよ。

ぜひすすむ茶筒と一緒に、経年変化をお楽しみください。

【すすむ茶匙】https://susumuya.com/?pid=119999108

すすむ茶筒の素材「真ちゅう」とは?

真ちゅうとは、銅と亜鉛の合金で、「黄銅(こうどう)」とも呼ばれます。柔らかい金色の輝きは、古くから仏具、美術品に用いられてきました。加工がしやすく、腐食しにくいことから、建築、船舶、家具など、様々な分野で利用されています。

最初はツルツルのピカピカですが、使い込むうちに表面が酸化し、色が濃くなって独特の味わいが出てきます。最初の輝きを取り戻すにはメタルポリッシュ(金属研磨剤)や専用の磨き布を使えばOK。使い方次第でいくつもの表情を見せてくれるでしょう。

身近なところでは、五円玉(五円硬貨)が銅60~70%、亜鉛40~30%の真ちゅう製です。亜鉛の割合が多くなるにつれ色が薄くなり、銅の割合が多くなるにつれて赤味が増します。

金管楽器の多くも真ちゅう製で、印刷機などの精密機器、鉄道模型などに使われています。

真ちゅうに出る緑青とは?

真ちゅうの製品を使っていると、まれに緑青(ろくしょう)が発生することがあります。緑青とは銅の表面にできる青緑色のサビのことで、絵の具の原料とされることも。

緑青は無害・無毒ですが、見た目が気になる場合にはお手入れをすればきれいにすることができます。家庭用のお酢と同量の塩を混ぜ、やわらかい布に染み込ませます。緑青が出ている場所にこすりつければOK。緑青が落ちたら食器用洗剤で洗い、水気を拭き取りましょう。

有名なところでは、鎌倉の大仏さまや、ニューヨークの自由の女神像は緑青におおわれており、そのため内部が腐食されにくくなっているんだとか。建築物の給水設備には銅管が多く使われており、内部に緑青が発生することがあります。前述したとおり無害で、銅の腐食を防ぐ効果があるため、銅管を採用するんですね。

青く光るすすむ茶筒もいいかも!?

株式会社二上とは?

すすむ茶筒は真ちゅう製造専門の株式会社二上(ふたがみ)さんに製作を依頼しています。二上さんは富山県の高岡で明治30年創業という老舗。砂型鋳物の生型法に特化しています。

砂型鋳物とは、砂を材料にした型を使う鋳造方法。1回ごとに鋳型を作り、鋳物を取り出すために砂型を壊します。コストパフォーマンスが悪いように思えますが、複雑で細かい製品形状に対応でき、試作期間が短いなどのメリットがあります。

真ちゅうを加工するには砂型鋳物の他に金型鋳物があり、単純な形状のものを大量生産するのに向いています。砂型鋳物は金型とくらべ、表面がザラっとすることがありますが、それこそが砂型鋳物の良さ。1個ずつ砂型を壊してしまうので、まったく同じものはできません。

生型法とは、砂型鋳物の中でももっとも原始的な「生砂」を使う方法。型を作るときに圧力をかけて固めます。ほかには樹脂やロウを添加したり、型を焼くことで固める方法があります。

すすむ屋茶店と株式会社二上さんのタッグで誕生した【すすむ茶筒】は、二上さんの技術の結晶です。存在感、重厚感、そしてこの美しさ。使えば使うほどに味が出て、お茶の時間になじんでいくことでしょう。すすむ茶筒と一緒に、幸せな時間を引き継いでください。

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