抹茶の効能がすごい!抹茶の成分と体に嬉しい6つの効果。

コラム

点てて飲んでも、ラテにしても美味しい抹茶。抹茶スイーツも身近な存在です。ところで抹茶って、美味しいだけでなく、効能がすごいんです!ご存知ですか?

抹茶の成分や、体に嬉しい6つの効果をご紹介します!

抹茶の成分

抹茶には色々な成分がふくまれています。成分比率でいうと、炭水化物・食物繊維が50%、タンパク質が25%、ポリフェノール類が15%程度です。わずかに脂質もふくみます。

中でも健康によいと注目を集めているのがポリフェノール類。おもに茶カテキンを指しています。

ほかにも抹茶にはβカロテン、ビタミンE、K、B1、B2、B6、ナイアシン、葉酸、ビタミンCなどのビタミン類や、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅などのミネラル類をふくんでいます。

抹茶がすごいのはなぜ?

抹茶も、煎茶も、同じ「チャノキ」という樹の葉を加工したものです。煎茶も同じく体に良いと言われますが、抹茶との違いは、飲み方にあります。

煎茶は、茶葉をお湯や水に浸し、成分が溶けだした汁を飲みます。

いっぽう、抹茶は粉々になった茶葉をお湯に溶いて飲みます。そのため、お湯や水に溶けにくい成分など、茶葉の栄養素を余すことなく体に取り入れることができるのです。

たとえば、抹茶にふくまれるカテキンの量だと、お湯に抽出した煎茶の2倍ともいわれいます。抹茶のすごさが分かってきましたか?それでは、具体的にどんな効能があるか、詳しく解説しましょう!

体に嬉しい!抹茶の効能

抹茶の効能①肥満予防

抹茶に多くふくまれる茶カテキンは、食事からの脂肪吸収を抑えたり、体脂肪の燃焼を助ける働きがあります。

また、水溶性食物繊維は糖分の吸収を遅らせると言われており、不溶性食物繊維は便秘の解消や予防を助けるはたらきがあります。

これら成分の相乗効果で、抹茶には肥満予防やダイエットに効能があると言えるでしょう。

抹茶の効能②アンチエイジング

抹茶に多くふくまれる茶カテキンには、高い抗酸化作用があります。老化の原因となる活性酸素を除去するはたらきがあり、動脈硬化の予防につながります。

また、茶カテキン同様、抗酸化作用で注目されているビタミンE。抹茶にふくまれるビタミンEの量はアーモンド以上ともいわれ、ビタミンCと一緒にとることで効果がアップ。抹茶にはどちらもふくまれていますね。

ほかに、ニンジンやホウレンソウなど、緑黄色野菜に多いβカロテン(ビタミンA)も、強い抗酸化作用を持つ成分。もちろん、抹茶にもふくまれています!

抹茶の効能③リラクゼーション効果

抹茶にふくまれるうま味成分のテアニンは、気分をリラックスさせたり、睡眠の質を高めるはたらきがあります。これは煎茶の10倍ともいわれているので、とくにリラックスしたい日にはゆったり抹茶を楽しむのも良いのではないでしょうか。

テアニンは、カフェインのはたらきを緩やかにする効果もあるので、寝る前に飲むのもおすすめです。起きたときにカフェインがはたらき、目覚めが良くなるという効果も期待できます。

くわえて、抹茶の芳醇な香りもリラックス作用をもたらすことがわかっています。

抹茶の効能④認知症予防

東北大学や金沢大学の研究により、茶カテキンが認知機能の改善に効果があるとされました。

毎日緑茶を飲んでいるグループは、週に3杯以下しか飲んでいないグループよりも、認知障害が抑えられている、という研究報告によるもの。これは紅茶、コーヒーなど、ほかのお茶には見られない現象でした。

中でも茶カテキンが多いのは煎茶(緑茶)ですが、煎茶は茶葉にお湯を注ぎ、成分が抽出された液を飲むもの。抹茶は粉末をお湯に溶いて茶葉をまるごと飲むので、同じ量の煎茶を飲むのに比べ、2倍のカテキンを摂取できると言われます。

つまり抹茶を飲むと茶カテキンの認知機能改善効果を期待できると言えますね。

抹茶の効能⑤美肌効果

抹茶にふくまれるビタミンC、B1、B2は、肌のシミ・シワ・たるみを予防するなど、美肌効果に強いパワーを発揮します。

ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、メラニン色素を抑制します。ビタミンB群は肌トラブルを防ぐはたらきがあります。

抹茶の効能⑥虫歯予防

抹茶にふくまれるフッ素化合物は、歯を強くする成分として知られます。

茶カテキンには消臭効果・殺菌効果があるので、食後に抹茶を飲むことで口臭予防効果も。殺菌効果により虫歯を抑制するはたらきがあります。

抹茶の効能⑦生活習慣病予防

抹茶にふくまれるカテキンは、血中コレステロールの上昇を抑制したり、血圧や血糖値の上昇を抑制する効能があります。そのため生活習慣病を予防するのに役立ちます。

ほかにも、抹茶にふくまれるビタミンCやクロロフィルには、ガンを予防する効能があるほか、抹茶にふくまれる食物繊維には、糖尿病・心疾患を予防したり、肝機能を改善する効能が。まさにスーパーフードと言えますね!

抹茶の効能⑧免疫力を整える

抹茶にふくまれるカテキンは、抗アレルギー作用や抗菌作用があり、免疫力を高めたり、免疫力を整えたりする効能があります。中でも「メチル化カテキン」が花粉症に強いパワーを発揮するというのは有名!とくに「べにふうき」という品種に多くふくまれています。

また、抹茶にふくまれるビタミンCも、免疫力アップには非常に有効な成分です。

抹茶の効能⑨疲労回復

抹茶にふくまれるカフェインには、集中力を高めて眠気を覚ましたり、代謝をうながして疲労を回復させる効能があります。1杯の抹茶にふくまれるカフェイン量は、コーヒー1杯と同程度ですが、テアニンやカテキンの効能で、カフェインのはたらきが穏やかになります。眠れなくなる心配が少ないので、寝る前に飲むのもいいですね。

ビタミンCとの相乗効果で、さらに疲労回復が期待できますよ!

抹茶の効能⑩風邪予防

抹茶というと、泡立てる飲み方を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。あの泡はサポニンのはたらきによるもので、せき・たんを抑制する効能があります。抗菌・抗ウイルス作用もあるので、風邪予防にもってこいですね!

抹茶の効能を最大限に発揮させるには?

抹茶の効能を引き出すには、良質の抹茶を点てて飲むのがおすすめ!

市販されている抹茶スイーツや抹茶ドリンクでも良いですが、使われている抹茶の質や量がわかりにくいことがあります。せっかく体に取り入れるなら、安心できる抹茶で健康になりたいですよね。

抹茶を点てて飲むのは難しそう、というイメージがありますが、実際はそうでもありません。ちょっとしたポイントを押さえれば、すぐに美味しい抹茶を点てられるようになりますよ♪

抹茶を点てる道具がない場合でも、ほかのもので代用できます。気軽に抹茶ライフを始めましょう!

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いい抹茶の条件とは?

抹茶の効能を感じるには、良い抹茶を選ぶのがポイントとなります。はたしてどういう抹茶が良質の抹茶なのでしょうか?

抹茶の質を決めるのは、茶葉の色・お茶の色・風味・光沢・形状の5要素です。茶葉の色は、濃いものがいい、鮮やかなものがいい、というわけではありません。お茶の木の品種によって、葉の色は異なるので、一概には言えないのです。とはいえ、茶葉の色はそのままお茶を入れた時の色に直結しますので、重要な要素のひとつになっています。

中でも最も重要なのは風味。香りがよく、渋味が少なく、甘味・うま味が強いものが良質とされることが多いです。こうした審査はお茶の市場や品評会で行われたり、お茶を入荷したお茶屋さんで独自に行われたりします。

良質の抹茶にはたっぷりと健康成分がふくまれていますが、反面、飲みすぎるとカフェインの過剰摂取の心配も。1日に3杯くらいを目安にするとよいでしょう。

おすすめの抹茶

すすむ屋茶店【抹茶 薄茶】

抹茶初心者の方には、まずは薄茶(うすちゃ)がおすすめ。薄茶は濃茶(こいちゃ)よりもアッサリとした味わいで、泡立ちやすく、初心者でもお試ししやすいのが特徴です。

価格もお手頃ですし、スイーツ生地に混ぜて使うのもOK。自分だけの楽しみ方を探してくださいね♪

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すすむ屋茶店【抹茶 濃茶】

すすむ屋茶店の【抹茶 濃茶】は、甘味・うま味がタップリのしっかりとした味わい。薄茶に慣れてきたら、自分へのご褒美とするのもおすすめです。

品切れになってしまうことも多い人気商品ですので、お買い求めの際はお早めに!とびきりのお菓子と一緒に楽しんでくださいね。

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すすむ屋茶店【抹茶 おやつ用】

すすむ屋茶店のおやつ用(製菓用)抹茶は、プロも認める感動の美味しさ。渋谷のケーキ店『フラクタス』や、天王洲ハーバーマーケットの『MOLOCOE CAKES』をはじめ、抹茶スイーツの専門家にも愛される味わいです。ぜひ一度お試しあれ♪

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抹茶の効能まとめ

抹茶は、茶葉を粉砕してお湯に溶くもの。煎茶のようにお湯・水に浸した抽出液ではなく、茶葉そのものの効能を丸ごと体に取り入れることができます。

肥満予防、アンチエイジング、リラクゼーション効果、認知症予防、美肌、虫歯予防など、たくさんの効能があります。抹茶で美味しく、気軽に健康になりましょう♪

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