緑茶カテキンとは? 4つの緑茶カテキンとお茶の健康効果!

コラム

お茶は体に良いと聞いたことはありませんか?体に良いとは聞いたことあるけど、実際にどのような効果があるかはご存じですか?なので、お茶の健康効果について調べてみました。すると、調べていくうちにお茶には、驚くべきさまざまな効果・効能が隠されていることがわかったのです!

今回の記事では、そんな驚くべき様々なお茶の健康効果と、お茶に含まれる4つの緑茶カテキンについてご紹介します♪

お茶の健康効果の正体!?緑茶カテキンって?

緑茶カテキンとは、お茶に含まれる苦み渋み成分のことです!ほとんどの植物に存在するといわれるポリフェノールの1種です。最近では、健康効果に効果が高いと期待されており、その効果・効能を期待された商品が続々と出てきています!

お茶は、世界中の研究者によって研究結果が報告されています。ですが、お茶の健康効果について研究されているのはここ30年ぐらいのことなんです。その中で、お茶の健康効果には緑茶カテキンが大きく関わっていることがわかってきました。

平安時代に栄西が書いた『喫茶養生記』に 「茶は養生の仙薬なり。延命の妙術なり」 という言葉があるくらい昔からお茶は体に良いといわれきましたが、その効果が実証されたのは、割と最近の事なのですね!

お茶の期待されている『8つ』の健康効果

では、実際にお茶に期待されている8つの効能・効果をご紹介します!

水虫にもきくの!?抗菌作用

昔から、お茶には病原菌に対して抗菌作用があるといわれていきましたが、最近の研究で効果が実証されていることがわかってきています。

他にも食中毒や水虫なんかにも効果があるといわれています。そう言われてみれば、緑茶カテキンが入っている除菌グッズって結構ありますよね。

インフルエンザにも!抗ウイルス作用

エイズウイルスやインフルエンザウイルスの増殖を抑えることが明らかになっています。飲むのはもちろんですが、お茶によるうがいもインフルエンザ予防に効果的なんだそうです!

アンチエイジング!抗酸化作用

切ったリンゴが酸化して色が変わるように、人間の体も少しずつ酸化していきます。それが、酸化ストレスとなり、がんやメタボリックなど様々な病気の原因になっています。

お茶の緑茶カテキンは、この体の酸化を抑える働きが期待されています!なんでもペットボトルの緑茶より淹れたてのお茶の方がいいんだとか。

動脈硬化を防ぐ!?血中コレステロールの低下

動脈硬化とは、血管がせまくなって血液の流れが悪くなることです。そうなると動脈の流れる先の臓器に大きな影響を及ぼし大変な事態になってしまいます。

血管がせまくなる理由は、血中コレステロールが高くなるためです。お茶の緑茶カテキンにはコレステロールの吸収を抑える効果があることがわかっています!

歯を守る。虫歯に対する効果

お茶の緑茶カテキンには虫歯菌が増えるのを防ぐ効果があることがわかっています。歯磨き粉にも緑茶カテキンが入っているのが販売されているぐらいです。

糖の吸収を抑える。血糖値抑制と肥満予防に期待

お茶の緑茶カテキンには、糖の吸収を抑える働きが実証されており、食後の血糖値の急な上昇を抑えることがわかっています。それがひいては、肥満予防に効果があると期待されています。

ちなみに日常的に緑茶の摂取がどれぐらいメタボに効くのかは、現時点でわかっていません。いまは研究中なんだそうです。

花粉症にも。抗アレルギー効果

お茶の緑茶カテキンはアレルギーに対して効果があると期待されています。

花粉症には、紅茶用につくられた品種『べにふうき』を緑茶にした『べにふうき緑茶』が効果があるといわれています。なんでもスギ花粉がでてくる一カ月半前から飲むのが効果的だそうです!

研究中のがん予防

お茶の緑茶カテキンには、日本人女性の胃がんリスクを低下させる可能性があることがわかっていますが、日本人男性の胃がんリスクを低下させるまだ十分な証拠が見つかっていません。

がん予防はまだまだ研究中なんです。これからの研究結果に期待したいですね!

お茶にはいっている4つの緑茶カテキンとは?

では実際にお茶には、どんな緑茶カテキンが入っているのでしょう?実は、茶葉の中には、形の違う4つの緑茶カテキンが入っています。

それは、エピカテキン(EC)・エピガロカテキン(EGC)・エピカテキンガレート(ECG)・エピガロカテキンガレート(EGCG)です。

その1つ1つを紹介します!

チョコやいちごにもエピカテキン

緑茶カテキン内の約6~7%の割合で入っています。お茶以外にもチョコやイチゴなどにもはいっているんだとか。

水出しで出やすいエピガロカテキン

緑茶カテキン内の約18~20%の割合で入っています。 このカテキンはお湯ではなく、水出しだと出やすくなっています。

実はこのエピガロカテキンは体の免疫力をアップさせる効果があるといわれています。

水出しをするなら『ゆたかみどり』がおすすめです。実はこの品種。他の品種に比べてエピガロカテキンが多く入っています!

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抗ウイルス作用も!?エピカテキンガレート

緑茶カテキン内の約12~14%の割合で入っています。 エピカテキンガレートはコレラ菌に対して強い殺菌効果を示していることがわかっています!他にもインフルエンザウイルスに効くといわれています。

すごいぞ!エピガロカテキンガレート

緑茶カテキン内の約58~60%の割合で入っています。 お茶の緑茶カテキンの中でも多くの割合を示すエピガロカテキンガレートは、実は、緑茶にしかないといわれています。ウーロン茶や紅茶には入っていないのです。

エピガロカテキンガレートってすごいのです!!4つの緑茶カテキンの中でも1番の抗酸化作用・抗ウイルス作用・殺菌作用があるのです!お茶が体にいいといわれているのはこのエピガロカテキンガレートのパワーのおかげなんですね!

そのエピガロカテキンガレートは、80度の湯の温度だと出やすいとされていますので、お茶の健康効果に期待するなら80度以上で淹れるのがオススメですよ♪

緑茶カテキンに副作用は?

こんなに効果のある緑茶カテキン!お茶をたくさん飲みたいものですが、もしかして副作用ってあるのでしょうか?

ご安心下さい。緑茶カテキンに副作用があるという事例は報告されていません。飲めるなら毎日飲みたいものですね!

お茶は1日に5杯以上飲むのがオススメ!

では、実際に一日何杯ぐらいお茶を飲むのがいいのか気になりませんか?

実は、一日に5杯以上飲むのがオススメされています! 静岡県の100歳以上の8割が緑茶を1日5杯以上飲んでいたことも判明していて、1日10杯飲んだ方がいい!とすすめる医師のかたもいらっしゃるそうです。

とはいっても水でさえ飲み過ぎると害になります。あくまで目安とすることが大事!

自分の体調にあわせて飲み過ぎには気を付けましょう!

まとめ

①緑茶カテキンは苦み渋み成分でお茶の健康効果に大きく関わっている

②お茶には8つの健康効果が期待されている。

抗菌作用、抗ウイルス作用、抗酸化作用、血中コレステロールの低下、虫歯の予防、血糖値上昇の抑制、抗アレルギー効果、がん予防

③緑茶カテキンに副作用はなく、お茶は1日5杯以上がオススメ! ※個人差あり

緑茶カテキンについてわかりましたでしょうか?お茶に入っている緑茶カテキンには驚かされますね!美味しくて体にも良いといわれている緑茶。これはもう毎日飲むしかないですね♪

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