みなさんはもう今年の新茶を飲まれましたか?青々しく濃厚な味わいはこの時期だけのもの。せっかくおいしい新茶を手に入れたのなら淹れ方にもこだわってみたいですよね。
でも実際どうやって淹れたらいいの?という方のためにおいしい新茶の淹れ方をご紹介します!必要な道具からやり方、そしておススメの茶葉までもご紹介します!
この記事をよんで新茶を是非、美味しく味わって下さいね♪
新茶のおいしい入れ方
まずは道具を準備
おいしいお茶を淹れるために、まずは道具を準備しましょう。
・急須
・茶匙
・湯呑み
・湯冷まし(なければマグカップなどでも)
・タイマーや時計など
茶葉の量を計れるスケールや、温度計などがあるとよりよいですね。急須や湯呑みにはあらかじめお湯を入れて温めておきましょう。
茶葉を量る
急須に8グラムの茶葉を入れます。茶匙なら軽く二杯、小ぶりのティースプーンなどなら3杯ほどが目安です。まずこの分量で淹れてみて、濃さはお好みで調整してみてください。
お湯を冷ます
苦味や渋みが出ないように沸騰したお湯を冷まします。ケトルから湯冷ましに注ぐと10℃ほど温度が下がります。2~3回器を移し変えて70~80℃まで冷まします。お湯を注いだ湯冷ましが「触れるけど熱くてすぐ離してしまう」くらいの熱さなら約70℃です。お湯の温度によっても味は変わるので、渋めのお茶は温度高め、甘めなら低め、というようにお好みで温度を変えてみても面白いですよ。
じっと蒸らして注ぐ
お湯の温度が十分下がったら、180~200mlを静かに急須を注ぎ、そのまま動かさずに1分待ちます。新茶は葉が柔らかいので50秒ほどで大丈夫。急須を数回に分けて傾けて注ぎます。うま味が凝縮された最後の一滴まで注ぎ切ったあとは、茶葉が蒸れてしまわないように急須の蓋をはずしておきましょう。
二煎目以降もおいしい
二煎目以降はあっさりとした味わいになるので徐々に温度を高めていきます。すでに葉が開いているので、すぐに湯呑みに注ぎます。三煎目まで飲んだら、ポン酢や醤油をかけて食べてみてください。お茶として飲むだけでは摂れない栄養分があるので、茶殻を食べることで余すことなく摂れる、というのも新茶ならではの醍醐味です。
急須と湯呑みしかない・・・!
いま道具をそろえている段階で、温度計も湯冷ましになるマグカップもない、という方もいらっしゃるかも知れません。そんな場合は、ケトルからまず急須にお湯を注ぎ、それを湯呑みに移します。空いた急須に茶葉を量り、湯呑みのお湯を茶葉の入っている急須に注ぎます。そうすれば、急須も湯呑みも温まり、湯冷ましもでき、湯のみ一杯分の量でお茶を淹れられる。一石二鳥ならぬ、何鳥にもなる簡単な方法です!
新茶を美味しく入れるコツは?
適温までお湯を冷ます。蒸らし時間はじっと待つ。最後の一滴まで注ぎ切る。
この一つ一つを丁寧に行うだけで、いつもよりぐっとおいしい新茶になるはずです。ぜひ素敵なお茶時間を過ごしてくださいね。