一生モノの急須がほしい!本格派の【すすむ急須】をご紹介します。

飲み方

すすむ屋茶具の中でも一番人気の商品と言っても過言ではないすすむ急須。日本茶の味を最大限に引き出し、美味しいお茶を淹れる為だけに作られたのがこのすすむ急須です。

そもそもすすむ屋茶具とは、「もっとお茶を身近なものにしたい」、ここから始まりました。その為にお茶はもちろん、より簡単に美味しく淹れることの出来る茶具を作っていく必要がありました。

その始まりとして取り掛かった商品が急須です。誰でも簡単に美味しいお茶が淹れられて手入れも簡単、そして日常に寄り添う飽きのこないシンプルなデザイン。今回は、このすすむ急須の魅力をお伝えしていきたいと思います。

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すすむ急須の4つのこだわり

形はシンプルだけど美しいすすむ急須は、高さを抑え、底は広く、置いてあるだけでも凛とした存在感のある無駄のないシンプルな形をした急須です。

それはお客様に使ってもらえるこだわりがあったのです。

高さを抑える

女性でも最後までしっかり絞りきることが出来るようにする為です。高さを抑えることで片手でも蓋と持ち手の部分を抑えてしっかり淹れる事ができます。

日本茶はゴールデンドロップと呼ばれる旨味のつまった最後の一滴まで絞りだすことで、より本来のお茶の美味しさを味わう事が出来ます。

高さを抑えたことで、しっかり強く振れる急須になっています。

底は広く、お湯の注ぎ口も広い

お湯を入れる口が広いことで端からお湯を注ぐ事が出来、茶葉に極力触れずに急須にお湯を注ぐ事が出来ます。

茶葉は、水分に触れた瞬間から抽出が始まります。その上、茶葉と茶葉が余分に触れ合うことで傷がつき、えぐみが出るきっかけになってしまいます。

えぐみを出しにくく、さらに抽出をより良い環境でさせてあげる為の注ぎ口の広さです。そして、底が広いのにも理由があります。日本茶が広がりやすいようにあえて底を広くしているのです。

蓋をし、蒸される1分の間にこの広い底でお茶は最大限にお茶の旨味を引き出し抽出されていくのです。

1~2人用の容量サイズ

すすむ急須の容量は270ml 1~2人用のサイズです。

オリジナル茶具の湯のみ大で一人用に一杯分淹れるも良し。湯のみ小で二人分淹れるも良し。

一人でリラックスしたい時に淹れるのにも、夫婦でもカップルでもおじいちゃんやおばあちゃんに淹れてあげるのにも最適な容量となっております。

もっと大勢でという方には、すすむ屋茶具では大人数用に土瓶もご用意しております。

茶葉を捨てやすい切れ込み

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すすむ急須には、お茶の注ぎ口の反対に切れ込みが入っています。

この切れ込みがある事で水をさっと注いで傾けるだけで茶殻を簡単に捨てる事が出来ます。

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すすむ急須は常滑焼

愛知県常滑市は、日本屈指の急須の名産地です。

常滑焼は、日本六古窯の一つとして知られ古くから作られている歴史ある焼き物です。

急須作りに適した朱泥の土

朱色が特徴の常滑焼。土が鉄分によって赤く発色した朱色になっています。さらに土の改良により急須の原料として適した耐水性を兼ね備えた水を吸いにくい土なのです。

黒く、育てる急須

朱色が特徴なのが常滑焼と前述いたしましたが、見ての通りすすむ急須は黒です。

ですが釉薬は使っていません。これは朱泥の黒と呼ばれ、一度焼き上げた朱色の急須をさらに藁がけし焼き上げることで出来上がる黒色なのです。

使えば使うほど茶渋によってコーティングされていき深みのある黒に変化していきます。この黒の変化を楽しみつつ育てていく急須です。

職人による轆轤作りのすすむ急須

すすむ急須は、梅原タツオ氏による手轆轤によって注ぎ口、持ち手に至るまで一つ一つ大切に作られています。

今では、この技術を持ち合わせた職人も日本でほんの僅かです。その為、一つ一つ表情が違いどこかぬくもりを感じられる急須に仕上がるのです。

洗い方は簡単

すすむ急須の洗い方はとても簡単です。洗剤は使わず流水で数回すすぎ洗いしながら指の平で張り付いた茶殻をこすり落としたら乾いた布で拭きあげるだけ。たったこれだけで日頃のケアはOKです。

注意点と定期的なお手入れ

より細かくお手入れについて注意点とともに説明しますと、茶殻を捨てる時は、水を注いで切り口から捨てるだけと前述しましたが、使い終わった急須も流水だけで洗い流してほしいのです。

洗剤を使ってしまうと洗剤の香りまで吸収してしまうことがあるので水だけで洗うことをおすすめします。

すすぎ洗いをしたら手ぬぐいや薄手の布で水分を拭き取ってあげてください。水垢などが着いてしまうのを避ける為です。

細目と呼ばれる茶漉しの部分に詰まってしまっている茶殻や注ぎ口に残った茶殻は、細かいブラシなどで定期的に軽くケアしてあげてください。

よっぽど気になる汚れは、水を含ませた柔らかいスポンジで擦ってください。日頃ケアしていただくことであなただけの急須に育っていきます。

表面は照りが出て、ざらっとしていた土の感触は、少しつるっと丸みのある感触に変化していきます。一つ一つ使った年数と使い手で表情が変わっていくのもすすむ急須の特徴、そして楽しみの一つです。

最後に

すすむ急須の魅力は伝わりましたでしょうか?

日頃実店舗で茶具を接客するにあたって私は心がけていることがあります。それは必ず手に取っていただくということです。

このすすむ急須に詰まった想いや職人さんの技、そして持ち帰って使っている風景をなるべく想像してほしいそして感じてほしいのです。

ありがたいことにすすむ急須を見られたお客様に「シンプルで無駄がなく綺麗なデザインですよね」と言っていただくことが多いです。さらに触ってみると、よりこの急須の良さは伝わると思っています。

私自身もこの急須を持つと店では身が引き締まり、家ではほっと気が抜けるそんな不思議な感覚になります。

ぜひこの想いのつまった急須を一生ものの茶具としてあなたのそばに置いていただき使っていただけたらと心からおすすめさせていただきます。

豊かな時間をぜひすすむ急須と共にお過ごしください。

味わいと香りにこだわる日本茶専門店が考案した常滑焼急須
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