急須の選び方。自分好みの美味しく入れられる急須を見つけよう!

飲み方

美味しい日本茶を飲むのに欠かせないのが、急須(きゅうす)。最近では、ガラス製で中が見えるタイプや、美しい四季の絵が描いてあるものなど、色んな急須があります。

デザインで選ぶのも一つの方法ですが、「使いやすい」「美味しい日本茶を入れられる」といった機能性で選ぶのも重要です。おすすめ急須の選び方を紹介します!

急須の選び方 3つのポイント!

急須の選び方には3つのポイントがあります。それは「容量」「茶こし」「素材」です。この3つに注目することで自分好みの急須を見つけやすくなります。それでは一つずつ解説していきます。

急須の容量(サイズ)

急須のサイズは下記のように様々なサイズがあります。

  • 1~2人用の急須…100~150ml
  • 2~3人用…………200~350ml ←オススメサイズ!
  • 3~4人用…………350~500ml
  • 4~5人用…………400~600ml

まずはどんなシーンにも対応しやすいよう、2~3人分用のサイズを選ぶのがおすすめ。お客様が多いときは小さめの湯のみを使ったり、1人でゆっくり味わう時は大きめのマグカップを使うなどして対応します 。

急須の茶こし

次に注目したいのが、お茶を入れるときに欠かせない「茶こし」です。急須の中にメッシュの茶こしを入れる「かご網」タイプや、注ぎ口の内側に穴が開いている「ささめ」タイプが代表的。急須の内部にメッシュが張り付いている「ステンレス網」タイプもあります。

  • ささめ…注ぎ口の内側に茶こしが付いている種類。お手入れに手間がかかるが、もっともおいしいお茶を入れられる。
  • ステンレス網…急須内部にステンレスメッシュの茶こしが張り付けてある種類。
  • かご網…メッシュの茶こしを取り外しできる種類。お手入れがラクチン。

ささめ

ささめとは、急須の注ぎ口の内側に茶こしが付いている種類。自由に茶葉が動くことができ、よりお茶の美味しさを引き出すことができます。一度ささめ急須を使うと、やめられなくなってしまうほどの人気があるんですよ。なるべく穴の小さいものを選ぶのがおすすめです。詰まってしまった茶葉のお手入れには、歯ブラシや専用のブラシを使うとラクチン♪

ステンレス網

ステンレス網とは、急須の内部にステンレス網の茶こしが張り付けてある種類です。ささめほどではありませんが、急須内部が広めになっているため、おいしいお茶を入れやすくなっています。ステンレスメッシュの茶こしはとても目が細かいので、茶葉が詰まる心配も少ないでしょう。お手入れもしやすく、人気の高い急須です。

ただし洗うときにゴシゴシ力を入れると、メッシュが破れてしまうことも。やさしくお手入れしてあげてくださいね。

かご網

かご網は、急須の中に取り外しの出来る茶こしを入れて使う種類。もっともお手入れがカンタンなので、とくに若い方や急須初心者に人気があります。かご網急須の選び方は、網が底に届いているものがおすすめ。少量のお湯でもきちんとお茶が出てくれますよ。

急須の素材

急須といえば陶器のものをイメージする方が多いのでは?ほかにも「磁器」「ガラス」「鉄」「樹脂」と、いろんな素材の急須が出ています。それぞれの種類に個性があるので、自分のライフスタイルと合わせて、好きな素材を見つけましょう!

陶器(土もの)…お茶の味をまろやかにしてくれる

急須と言えば「常滑焼」!温かみのある朱色は、誰しもが思い浮かべる定番の急須ですね。また「万古焼」の急須は、常滑焼の急須とあわせ、「日本茶を美味しく入れられる2大急須」と呼ばれることも。

陶器の急須はお茶に含まれる余分なものを取り除いてくれます。そのため、陶器の急須で入れた日本茶は、まろやかでうま味がタップリ含まれているんだとか。ほかに「益子焼」「美濃焼」などの陶器も人気です。

陶器の急須の中には、使用前に「目止め」が必要な種類も。お米のとぎ汁に急須をつけたり、とぎ汁で煮たりすることで、土のスキマを埋めてくれます。購入時の取扱説明書をよく確認しましょう。

磁器(石もの)…ストレートにお茶の個性を味わえる

ツルリとした光沢にガラスのような透明感があって、なんとも幻想的な磁器の急須。渋味や香りをストレートに味わいたいとき、お茶の個性をそのまま楽しみたいときにおすすめです。「有田焼」「九谷焼」ほか。

ガラス…中が見える楽しさ&扱いやすさ

耐熱ガラスでできた急須で日本茶を入れると、茶葉が開く様子や、お茶が出る様子をじっくりと観察できて、楽しいですね♪色でお茶の濃さを確認できるのもよいところ。電子レンジ対応の急須もあるので、たくさんいれて、温めなおすという楽しみ方も選べます。

鉄…耐久性とレトロモダンなデザインが魅力

「南部鉄器」が人気ですが、近年はカラフルな鉄器も開発され、海外で大ヒットしています。なお、急須の内部は加工されており、お湯が鉄に触れないようになっています。特にほうじ茶や玄米茶を入れるのに向いています。

樹脂…軽くて丈夫&コスパ優秀

アクリルなどをはじめとする樹脂製の急須は、お子様でも扱いやすいのが特徴。低価格のものが多いので、まず気軽に試してみたい、という方におすすめです。

おすすめの急須をご紹介

急須の選び方で注目したいポイントをご紹介しましたが、急須ってたくさんの種類があって迷ってしまいますよね。ここではおすすめの急須をご紹介します。

すすむ急須

「すすむ急須」は、最高の日本茶体験のために開発された、すすむ屋茶店のオリジナル急須。日本各地の店舗でも使用しており、すすむ屋茶店で一番人気の急須でもあります。常滑焼の陶器で、ひとつひとつ、ろくろで手作りされているんですよ。

高さを低くおさえ、女性でも扱いやすい重さに仕上げているのが特徴。なのに、日本茶がしっかり広がるよう、中は広くなっています。シンプルなフォルムですが、使うたびに色が増して深みが出てくる素材を採用しているのもシブイですね。

茶こしはささめタイプですが、細かい穴になっており、茶葉がこぼれ出てくる心配もありません。お湯切れがよく、お茶が注ぎ口から垂れないと評判!

\詳しく知りたい方はこちら/

すすむ急須2

「すすむ急須2」も、同様にすすむ屋茶店のオリジナル急須。やはり常滑で手作りされており、よく見るとひとつひとつに個性を感じます。日本茶と最高の相性と言われる「朱泥」を採用するなど、基本的な特徴は前作とかわりません。

前作のすすむ急須と比べると、かなり「和」を意識したデザインになっており、フタが二重になっています。そのためフタのふちを抑えながら片手で注ぐことが可能!滑ったり落ちたりする心配が少なくなっているので、特に手の小さい方や、女性におすすめしたい商品です。小ぶりで注ぎやすい分、すすむ急須1よりも少し小さめです。

「日本茶は初めて」という方から、「上手に美味しい日本茶を入れたい」こだわりの方まで。すすむ急須2を育てながら、最高の日本茶を楽しんでくださいね♪

\詳しく知りたい方はこちら/

常滑ろくろ急須101

「常滑ろくろ急須101」は、すすむ急須やすすむ急須2と同様、ろくろでつくられたホンモノの常滑焼です。お茶を美味しく入れるためだけに開発された、シンプルかつ無駄のない洗練されたデザインは、どんなご家庭にもフィット。一度お手元に取ったら、一生手放せなくなるような愛くるしさをしています。

もちろん、お茶の味わいを最大限に引き出す構造になっているのはもちろん、日常的に使いやすいよう、容量は大き目に設計されています。おいしいお茶を味わう時に、素敵な湯のみや急須が加われば、見た目にもオイシイ!

\ シンプルな黒はこちら /

\ 朱色はこちら /

あとはお茶を入れるだけ!

急須の選び方は「しっくりくるか」という点も重要です。やはり実際に目で見て、手に持ってみるのがおすすめ。大きさ、重さ、茶こしの穴などを見ると急須の質がわかります。通販であれば画像をよく見て、自分が使っているところをイメージしてみたりしてください。

気に入った急須が見つかれば、いつものお茶の時間がぐんと楽しくなるハズ!あなたにピッタリの急須を見つけて、日本茶ライフを楽しんでくださいね!

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