新茶とは?今だけの旬の味! 新茶だけがもつさわやかな香りを楽しもう

お茶の種類

新茶を知っていますか?桜が咲くころになると、新茶の収獲が始まります。収獲されたばかりの新茶は、ほかの時期とは異なりフレッシュな香りや味わいがするもの。いまだけの旬の味を楽しみましょう!

新茶とは?

新茶とは、4月下旬~5月ころに摘み取られた茶葉から作られたもの。お茶の木は寒い冬に休眠しますが、春が来るといっせいに新芽を出します。芽吹いたばかりのみずみずしい若葉をより集めたものが新茶です。

新茶の季節が来ると、お茶屋さんは大忙し。新茶を調達しに日本各地へ出張したり、買い付けた荒茶を販売用に加工したりと、目まぐるしい日々を過ごします。摘み取られた若い芽が新茶として販売されるまでには、新茶が収獲されてから1か月近くかかります。

販売されたばかりの新茶は、みずみずしくさわやかな若葉の香りがします。これは、ウーロン茶・紅茶などの発酵茶ではみられないもの。緑茶でないと味わえないのです。

緑茶の新茶限定の若々しい香りは、期間限定のものでもあります。1か月もすれば感じられなくなってしまうので、今だけの旬の香り、逃さずに味わってくださいね!

新茶限定~番外編 食べる新茶って?

食べる新茶って、聞いたことありますか?茶葉に加工された新茶は、蒸したり乾燥したり…といった工程を経ていますが、収獲したばかりの茶葉はみずみずしく、そのまま食材としても美味です!

一般的には市場に出回ることもないので、新茶の葉っぱを入手するのはかなり困難ですが、茶つみ体験ツアーなどに参加すると「新茶のおひたし」「新茶の天ぷら」といったメニューを試せることがあるんです♪

茶つみを体験しながら、つんだばかりの新芽をそのまま食べられるなんて、とても貴重な経験ですね。新茶の季節が来たら、ぜひチェックしてみて!

新茶を美味しく飲むには?

新茶は苦味・渋味が少なく、うま味がたっぷり含まれています。しかし葉が若いためやわらかく、いつも通りに入れると物足りなく感じることも。そこで、新茶を入れるときは「茶葉を多めに」「お湯の温度を低めに」するよう気を付けてみてください。

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茶葉がやわらかいということは、水分をたくさん含んでいるということ。その分かさが増しており、薄めのお茶になってしまいます。また、熱湯を注いでしまうと、新茶独特の香りが飛んでしまうんだとか。

新茶にしかない豊かな風味、存分に楽しんでくださいね!

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