お茶にもいくつかの品種がありますが、最近では品種をブレンドせず、ひとつだけの品種を楽しむ飲み方「品種茶」または「シングルオリジン」が関心を集めているんだとか。
上品で癒し系の品種茶、おくみどりについて調べました!
おくみどりとは?
クセがなく飲みやすいおくみどり。すっきりとした口当たりと、控えめな甘い香り、強すぎずちょうど良いうま味が特徴です。 主張しすぎないところがどんなシーンにもマッチします。
そのため煎茶だけでなく、抹茶、チョコレート、ケーキなど幅広い分野で使用されており、ブレンドにも引っ張りだこ。上品な味わいは何にでもマッチするんですね。
そのヒミツはおくみどり茶葉の色。ツヤツヤとした濃い緑色が大変鮮やかで、特にブレンド茶や抹茶としての利用が多いようです。煎茶、抹茶などどんなお茶にしても美味しいオクミドリはこれからも大きく羽ばたいていきそうですね。
おくみどりの誕生
おくみどりが公式に登録されたのは1974年。静岡県金谷町にある茶業試験場で「やぶきた」と在来種をかけあわせたものでした。おくみどりの「おく」には「晩生品種」という意味が込められているんだとか。
晩生(おくて・ばんせい)とは、おそく成熟する品種のことをいいます。晩生の反対語は早生(わせ)、その中間は中生(なかて)です。一般的に農産物はどんなものでも、圧倒的に早生が有利。収獲が早ければ早いほど、市場にたくさん出ることができるからです。
しかしおくみどりは晩生なのにもかかわらず、この人気。そのヒミツは栽培地域にありそうです。というのも、オクミドリの半分は鹿児島県で栽培されているんだとか。温暖な気候で、日本一早く新茶が収獲できるという鹿児島県なら、晩生のオクミドリであっても収穫時期が比較的早くやって来ますよね。
おくみどりの弱点とは?
おくみどりは寒さにも強く、病気にも耐え、収穫量も多め。おくみどりの弱点をあげるとしたら、やはり晩生という点でしょう。 それでもおくみどりが多く支持されているのは、やはりおくみどりが美味しいから。おくみどりの控えめなやさしさに、たくさんの人が癒されているんですね。
すすむ屋茶店「オクミドリ」
すすむ屋茶店のオクミドリは、やさしく上品な味わい。すっきりとしていて、女性ファンが多いお茶です。
自然でやさしい甘味と、すっきりとしたキレのよい口当たり。和食や魚料理との相性がピッタリです。すすむ屋茶店のオクミドリで、心ゆくまで癒されてみるのはいかがでしょうか♪ぜひ一度お試しくださいね。
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