シングルオリジン・品種茶 天然玉露『あさつゆ』の紹介

お茶の種類

「シングルオリジン」もしくは「品種茶」とは、特定の品種に限定した日本茶のことをいいます。お米に「コシヒカリ」「ササニシキ」といった種類があるように、ジャガイモに「男爵」「メークイン」があるように、日本茶にも「やぶきた」「あさつゆ」があるのです。

アサツユは「天然玉露」とも呼ばれる品種!アサツユのヒミツにせまります!

あさつゆとは?

あさつゆの緑茶は、非常にきれいな緑色になるのが特徴。渋味が少なく甘味が強いことから、天然玉露とも言われます。

玉露は少し低温で入れる、と聞いたことがあるかもしれませんが、このあさつゆも、少し低めの温度(70℃前後)で入れるのがおすすめ。低めのお湯で入れることで、うま味成分を十分に味わうことができます。

色がきれいで、渋味が少ないので、だれが入れても美味しく入れられる点も人気の一因かもしれません。水出しで楽しむのもいいですね。

あさつゆは香りも独特。 「ミルキーな甘い香り」「新鮮な木をスモークにした香り」「乾燥した穀物のようなこうばしい香り」などと表現されたりしますが、いずれにせよ大変上品な香りと感じる人が多いようです。

あさつゆの誕生

あさつゆの歴史をさかのぼると、京都の宇治に行き当たります。京都の宇治と言えば抹茶で有名ですよね。そして玉露の生産量が多いのも京都。アサツユは抹茶や玉露をうむ「宇治種」の実生が始まりなのです。天然玉露と呼ばれるゆえんがわかってきましたね。

実生(みしょう)とは、種から芽が出て間もない状態のこと。アサツユは在来宇治種の実生から選ばれたもので、1953年に「あさつゆ」の名前で登録されました。登録は意外に古いのですが、あさつゆの生産量は非常に少なく、全体の1%程度といわれます。

あさつゆの旨みの秘密

あさつゆの特徴は、なんといっても濃厚なうま味。あさつゆのうま味の正体はアミノ酸で、日本でもっとも多く栽培されている「やぶきた」と比べると、2割ほど多いんだとか。反対に、渋味のもととなるカテキンは2割ほど少なく、あさつゆのおいしさを作り出していることがわかります。

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あさつゆのおいしさをさらに引き出すには「かぶせ茶」として育てるのも有効です。かぶせ茶とは、収穫前の数日間、茶葉に黒い布をかぶせ、日光をさえぎってしまう栽培方法をとったもの。これにより、渋味成分が生成されるのを防ぎ、うま味をより強く感じられる茶葉になります。

また、あさつゆは「深むし茶」にするのもいいんだとか。深蒸しにすることで、渋味を抑えた茶葉を作ることができます。その分香りは飛びやすくなりますが、強めに焙煎するなどして、香ばしい風味をプラスするなど、様々な工夫があるんですよ!

あさつゆの弱点とは?

アサツユは色がきれいで、渋味が少なく、うま味の強い緑茶です。こんな優秀なアサツユにも弱点が。それは、大変デリケートだということ。アサツユは病気や寒さに弱く、一本の木で取れる収穫量も多くありません。葉がやわらかく破れやすいため、高級なアサツユを作るのは至難の業。

現在は鹿児島県と静岡県の一部で栽培されているだけで、大変希少なアサツユ。もし見つけたら、ぜひお試しくださいね!

すすむ屋茶店「アサツユ」

すすむ屋茶店のアサツユは、力強い印象がポイントです。口に含んだ時に感じる力強さのあとに、アサツユ特有のうま味と甘味がじんわり広がり、最後に再び力強さを感じます。一度ハマってしまうとやめられない美味しさで、リピート率が大変高いお茶でもあります。

すすむ屋茶店では、あさつゆのおいしさを最大限に引き出すために「深入り焙煎」を採用しています。深入り焙煎によって、あさつゆ特有の香ばしさをさらにアップ!ほかにはない美味しさ、存分に楽しんでくださいね♪

【アサツユ】(煎茶・鹿児島茶・品種茶)|すすむ屋の煎茶|すすむ屋茶店

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